ヤマダ電機のチラシ
「他店よりも価格が高い場合はチラシを持ってきてください、その店舗よりも安くします」このフレーズに聞き覚えがありませんか。 皆さん知ってのとうり、大手家電量販店チェーンの「ヤマダ電機」です。 山田電機のチラシには「びっくり価格・超特価・超目玉・他店圧倒・高率ポイント」など握力の強い言葉がたくさん並んでいます。 そんなヤマダ電機のチラシをみて気になることがひとつあります。 家電を購入する際、ヤマダ電機は本当に「チラシ持参で他店より値引き」してくれるのでしょうか? 郊外型大型店舗の場合、他店競争が無い分、値引きに関してはそれほど期待できないパターンもあるようです。 しかしながら「ヤマダ電機LABI」などの都市型店舗の場合にはヨドバシカメラやコジマ、さくらやなど、近隣の競合店に負けじと値引きしてくれます。 ただし、型番が違う場合や特別限定品の場合は例外です。 さておき買い控えの風潮の中、ヤマダ電機のチラシは家電購入への消費者の煽情感を掻き立てていることは間違いなさそうです。
ヤマダ電機のチラシと広告
チラシと広告は常に、ヤマダ電機にとっての懐刀的役割を果たしています。 新聞の折込みチラシの訴求効果は以前までヤマダ電機が期待するところでした。 しかしながら一般家庭へのインターネットの普及が目覚ましい中、新聞購読者層の減少には歯止めをかけようがありません。 ヤマダ電機はネットによるチラシと広告の連動を試みています。 ネットの容量を活用することで、テックランドやLABIなどの全国店舗を一挙紹介できるのです。 ビックカメラやコジマ、ヨドバシカメラなど、競合店との価格検討もある程度であれば可能になります。 こだわりの「チラシ」というキーワードは、ネットの画面の随所に織り込まれており、ユーザーに親しみをかんじさせます。 ヤマダ電機はネットとチラシの特性をうまくリンクさせながら、チラシと広告という創業からの温故知新的な持ち味をまんべんなく生かしているのです。
ヤマダ電機の変遷
日本最大手の家電量販店であるヤマダ電機は、 2005年に「テックランド徳島藍住店」を出店したことで、全都道府県進出を果たしています。 ヤマダ電機が現在に至る第一歩は、山田 昇氏が群馬県を地盤とした郊外型店舗チェーン店を展開したことに遡ります。 店舗に広い駐車場を設置することで、車での移動が主な郊外型ファミリー層の「週末目的買いニーズ」を取り込むとともに、店舗フーォーマットを同一化することでローコスト経営を成功させました。 無駄を省き店舗のスクラップアンドビルドを迅速に進めることで、ベスト電器やコジマを抜き去り、2002年には電量販店チェーントップに躍り出ています。 近年はM&Aによる事業拡大にも積極的です。 そんなヤマダ電機が創業から現在に及ぶまで、こだわり力を注いでいることがあります。 チラシを駆使した広告戦略です。 わかりやすくダイレクトなヤマダ電機のチラシは、伝達手段として色褪せるどころか今なお強い企業イメージを定着させています。 「地元密着型地域通貨」ともいえるポイント制度に比重を置くことで他の郊外型競合店との差別化を図っているところも特長です。 今後「ヤマダ電機LABI」や「テックランド」の都市型店舗が、長野や茨城、札幌などに出店する計画も決まっているようです。 「ヤマダTVショッピング」など、テレビ通販分野への本格進出も視野にいれていたりと、ヤマダ電機はしばらくは目が離せない企業です。